「なわとび」には大きく3種類ある
縄跳びと一口に言っても、いくつもの跳び方のスタイルがあります。小学校で扱われるのは「一人とび」と「長縄」ですが、これ以外にもいくつも種類があります。
ここでは様々ある縄跳びの種類をリスト化して分類しました。あなたが取り組む縄跳びはどこに入っていますか?
ロープの本数・人数で分類される
なわとびの種類は大きく「ロープの本数」「人数」で分類されます。細かく分類しきれない重なり合うモノもありますが、ここでは典型的なやり方での分類をしました。
1人で1本をとぶ:単縄(Single Rope)
二重跳びや交差跳びなどに代表される「一人跳び」の名称です。単一で縄を跳ぶを略して「単縄」となりました。英語名称では「Single Rope」です。
2人で1本をとぶ:二人跳び(2 in 1)
1本のロープに2名が入る跳び方です。三人以上で入る場合も2 in 1と呼ばれます。英語名称は「2 in 1」です。
2人で2本をとぶ:連鎖跳び・マルチホイール(wheels)
単縄を数珠つなぎで連鎖した状態で跳びます。人数が3名以上になっても同じ名称で呼ばれます。英語名称は「wheels」もしくは「chinese wheel」です。
1人が1本を回して複数人を順番に跳ばせる:トラベラー(Traveler)
1人が縄跳びを回して、一列の人を順に跳ばせていきます。英語名称から日本語の「トラベラー」になりました。
2名が1本を回して複数名が跳ぶ:長縄・大縄(Long Rope)
ロープを回す人と跳ぶ人が完全に分離します。八の字跳びもここに含まれます。名称は「長縄」「大縄」の2つがありますが、どちらも同じ意味です。英語名称は「Long Rope」です。
2名が2本を回して複数が跳ぶ:ダブルダッチ(Double Dutch)
ロープを回す人と跳ぶ人が完全に分離します。名称は英語から「ダブルダッチ」と呼ばれます。古くは「二条縄」とも呼ばれました。
縄の長さは関係ない?
ロープの長さで分類する方法もあります。でも実は長くでも短くても、全部できるんですよね。長縄といつつ、八の字跳びのトップ選手は本当に短いロープを使っていますし、ダブルダッチも短いロープでやることだってできます。単縄を長くして跳ぶことも・・・理論上は可能です。
そのためここでは「人数」x「本数」で分類をしました。
これ以外にもいくつか例外的な回し方や進化系の種類があります。しかし基本はこの6つの要素から成り立っています。
あなたの取り組んでいる縄跳びは、どの種類でしたか?ぜひ参考にしてくださいね。