縄跳びを調節するときの落とし穴
縄跳びを調節したとき、あなたは余った部分をどうしてますか?
もったいない、と思ってグリップの中に押し込んでいたら、この記事を読んた今日からそれを止めてください。なぜなら、余分なロープを押し込んでしまうと上達を妨げる原因になるからです。
他にも縄跳びの調節方法で間違っているものがいくつもあります。そこでこの記事では「上達を妨げる間違った調節方法」を紹介します。
あなたも心当たりがあったら、今すぐ直してあげましょう。
縄跳びが捻れる間違った調節方法
間違った調節方法をすると、写真のように縄跳びが捻れます。練習中にいつも捻れを戻していたら、調節方法を間違っている証拠です。それでは順番に間違った調節方法を見ていきましょう。
縄跳びの余った残りを押し込んでしまう
一番多いのが、調節で余った縄跳びをグリップの中に押し込んでしまう人です。
縄跳びはグリップを握ったままでも捻れずに回転してますよね?あれ、グリップの中にある「回転子」というパーツが回ることで、跳びながらでも捻れないようになっているんです。
しかし余った縄跳びを押し込んでしまう、回転子の動きを妨げてしまいます。すると跳びながら捻れていき、上達まで妨げる原因になるのです。
縄跳びを玉結びで止める
次に多いのが、無理やり玉結びを作って縄跳びを止めている人です。
これも上記と同じく、回転子の動きを妨げてしまいます。さらに悪化すると、グリップの中で玉結びが引っかかってしまい、取り出せなくなってしまうことも。学校の子供で取り出せなくなり、頑張ってペンチで引っ張り出したケースもありました。
余ったロープをグリップの中に押し込むより、さらに悪いパターンと言えます。
余った縄跳びをそのままブラブラさせる
たまに見かけるケースとして、グリップのお尻の部分から縄跳びが飛び出しているパターンです。グリップのお尻が蓋されていない縄跳びを持っていると起こりやすいです。
押し込んでもないし、玉結びをしてるわけでもない。回転子を阻害することはありませんが、これは跳びにくいです。回すだけでビシバシと腕にロープがぶつかります。
またぶつかるのが嫌で、余ったロープを反対に折り曲げてグリップの中に押し込んでる子供も・・・
結果的に跳びやすい状態ではありません。
縄跳びを調整したら余分はカット!!
長さを調整して余分が出ると「もったいないな・・・」と思う気持ちも理解できます。
しかし、そこは思い切って切っちゃってください。余らせておくと上達を妨げます。しかも縄跳びは上達するにしたがって短くなっていくんですよ。
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小学校低学年で使っていた縄跳びも、上達に従って短くできます。するとそのまま身長が伸びた高学年でも、同じ縄跳びが使えるんです。
あなたは子供の縄跳びをグリップの中に押し込んでいませんか?
心当たりのある方は、思い切ってハサミで切っちゃってください。きっとお子さんの上達も早まりますよ!