後ろとびは「怖い!」が一番
後ろとびを練習する子供から一番聞く言葉は「怖い!!」です。
縄跳びが自分の顔に向かって動いてくるので、はじめのうちは恐怖感があるんですよね。しかも失敗したら顔面にロープがぶつかり・・・目に向かってきたら恐怖心は一層増しています。
そう、後ろとびは子どもに嫌厭されることが多い技です。交差跳びも二重跳びも、前より後ろのほうが難しい印象があるのはそのためです。
この記事では後ろとびの練習方法とコツを紹介しています。子どもに具体的にどんなアドバイスで声掛けをしたらよいかの参考にしてください!
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また幼稚園・保育園の指定で「布製・ヒモ製」の縄跳びを使っていたら、このタイミングで新しい縄跳びに交換しましょう。布製・ヒモ製のなわとびは「ロープ遊び」を目的としているため、縄を跳ぶのは非常にやりにくいんです。
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また上達には長さ調整が不可欠です。下記の記事を参考に、あなたのお子さんに合わせて長さを調整してください。ちなみに、布製・ヒモ製の縄跳びは、モノによっては長さの調整もできない事も。ぜひビニールロープかビーズロープに交換してあげてくださいね。
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後ろとびの練習のコツとステップ
後ろとびに必要なのは「まわす場所」と「音を聞く練習」の2つです。また基本になる握り方や目線の作り方も大切なので、順番に見ていきましょう!
縄跳びの握り方はリモコン持ち
後ろとびも他のとび方と同じく「リモコン持ち」をしましょう。親指を立てて、全ての指をグリップにくっつける方法です。たまに後ろとびになった途端に変な握り方に変わってしまう子がいますので、注意して確認してあげましょう。
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目線は前にあるモノを見る
後ろとびでは、怖がって写真のような姿勢になる子どもが多くいます。
腰が曲がり、腕が前に出て、目線が下に下がっている・・・こんな姿勢では上手に跳べません。
そこでまずは目線の作り方を気をつけましょう。目の前にある1つのものを見つめながら練習してください。これだけでジャンプのバランスが取れて、腰が折れ曲がるのが改善されていきます。
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ロープが地面にぶつかる「音」を聞く
後ろとびでは、縄跳びが空中に浮かぶ失敗が多いです。そこで地面にロープがぶつかる音を確認しながらまわす練習をしてみましょう。
ここで役立つ声掛けが「目を閉じてまわしてごらん」です。
目を閉じると無意識に音情報を捉えやすくなります。すると地面にロープがぶつかる音を意識しやすくなり、空中に浮かぶのを防ぐことが出来ます。いつまでも目をつぶる必要はありません。音が聞こえる確認ができたら目を開けて、目線を教えてあげましょう。
お尻を叩くようんまわす
後ろとびをまわす場所は、前跳びよりもわずかに背面側です。その方がロープが接地しやすく、引っかかりいくいのです。
そこで子どもには「お尻を叩くように回してごらん」とアドバイスしてください。
背面側にずらしてまわす位置が、ちょうどお尻を両手で叩くぐらいの場所なのです。イメージとして伝えるだけで、まわす位置はずいぶんと改善されるのが分かると思います!
後ろまわしは難しいわけじゃない
後ろとびは難しい技じゃありません。顔にぶつかりそうな恐怖で嫌厭されがちなため、ほとんどの人が習熟する前にヤメてしまうのです。
きちんと繰り返し練習をして習熟すれば、それほど難しい技ではありません。むしろ、慣れてくると前回しよりも後ろ回しのほうがやりやすい!という子どもすらいますから。
顔に当たるのは確かに嫌ですし怖いですよね。でも焦らず、後ろとびの練習をしてみてください。
この記事はあなたがお子さんにアドバイスする参考になれば嬉しいです。