交差とびに求められる特性
交差とびは腕をクロスして行う技なので、腕が制限された状態でもロープをまわす技術が必要です。また慣れるまでは腕を交差させる自体も難しいため、
1.制限された状態で回しやすいこと
2.交差そのものがしやすいこと
の2つが交差とびには求められます。
縄跳びの素材
この写真のようにトビナワがクネクネと波打ってるものを見たことはありませんか?
これはトビナワを結んで保管しておいたことで癖がついてしまった状態。ロープが波打ってると失敗の原因になります。
ただでさえ腕をクロスさせた状態ではロープを回すが大変ですよね。少しでも負担を減らすためには、ロープに癖がつきにくくキレイな半円を保てるトビナワがおすすめです。
たとえばアシックス クリアートビナワは、ロープの癖がつきにくくなる素材が使われています。
他にもビーズロープというナイロン製のヒモにビーズが通してあるトビナワは、ビニール製のトビナワのような癖が全くつきません。またビーズが地面に接触する音がなるため、回してジャンプをするタイミングがつかみやすいのも特徴です。
グリップは長いもの一択
交差とびで一番多いのが腕のクロスが小さい失敗です。グリップの長いトビナワを使うことで、交差させる負担を減らすことができます。
※グリップが短い例
※グリップが長い例
この写真のように、グリップが長いとその分だけ交差の幅を稼ぐことができます。交差とびは長いグリップのものを使うようにしましょう。
ただし交差とびだけのために新しいトビナワを買うのはもったいないですよね。そんな人にオススメしたいのが厚紙やトイレットペーパーの芯で長さを加える方法です。
この写真のように厚紙をグリップの外側に付けてグリップを長くするんです。外れたり潰れてしまうデメリットはありますが、即席で練習するにはオススメの方法です。
交差とびにオススメの縄跳びランキング
縄跳びの上達には適した道具が不可欠です。交差とびには交差とびに適したトビナワを使いましょう。
ここまで見てきたポイントを踏まえて交差とびの跳びやすい縄跳びをランキングにしてみました。
1位:日本なわとびアカデミー公認「フリースタイル・ロープ」
非常に高い操作性が他のロープにはない特徴です。また比較的安価で購入できる本格的なトビナワとしてもオススメです。唯一の欠点はロープが固くクセが付きやすいこと。保管方法には十分注意しましょう。
2位:ビーズロープ
ロープ部分にビーズの付いている特殊なトビナワ。日本では生産していないので、海外からの輸入になるためやや高価なのが難点です。
ビニール製のロープと違い絶対に癖がつかず、また音が出てジャンプと回すタイミングがつかみやすいです。ただしグリップが短いので、厚紙やトイレットペーパーの芯で長さを伸ばすといいでしょう。
3位:アシックス クリアートビナワ
長いグリップで交差跳びを助けてくれます。縄がやや柔らかいのが玉にキズですが、ロングセラーの安定商品です。